カブトムシ軍団、大活躍!「アフタースクールNOBINOBI」のブログ

ご訪問、ありがとうございます。


(^^)




今日は、久しぶりに来校くださった


スポット利用の生徒さんと


体験入学の生徒さんのお二人が


来てくださいました。




スポット利用の生徒さんが、


「カブトムシ、いるんだよね!」


と、


体験入学の生徒さんに教えてあげようと


あえて質問してくれたので、


「いるよ~」と答えます。




昨今は虫嫌いの方も多いようで、


反応には期待しなくなりました。




でも、この二人は大丈夫みたい、




「見たい、見たい!」




先輩生徒さんが、さっさと


事務室兼自室に体験生徒さんを案内!


ケースを空けてとせがまれました。


(u u)




オスメスをあえて分けない飼育環境


は、


ホームセンターでは見られない光景。


(一緒に入れると、


 オスはメスの奪い合いで傷ついたり、


 交尾を済ませてすぐ死んだりと、


 商品としての価値が


 早く下がってしまうんです。)




蓋をあけると、


「うわっ、すごい!」


と二人ともビックリ!




少し観察した後、


「どうしたら、痛くなく持てる?」


と、先輩さん。




やった!!!


自分から「進んで挑戦する」発言!




「こうやると、簡単だよ!」


とやって見せてあげます。




「ほんとだ~、簡単だね。」


目がキラキラに!




「土の上を歩いているオスの、


 短いほうのツノを持って、


 そっと


 持ち上げてごらん。」




説明しながら


もう一度


持ち上げてゆっくり


見せてあげると…




今まで少しビビっていたのが


うそのよう、


もう


持ちたくて持ちたくて


我慢できません!




「持ってみていい?」


(^^)


「どうぞ。」




おそるおそる


ケースに手を伸ばし、


持ち上げてみると…




あら?簡単!




「やった!持てた!持てた!」




その後は、ご想像の通り…




「餌をあげて良い?」


「オス同士の戦いが見たい!」


「他のケースも見て良い?」


「クワガタも触ってみたい!」


「ヘラクレスの大きさは?」


「図鑑、あるの?」




もちろん、


全て体験させてあげることが


できました。




よっぽど気に入ったのか、


その後、


1時間半おきくらいに


2回、合計3回、


ケースの蓋をあけて観察。





特に先輩さんは、


一つの餌に、オスを何匹も


移動させ、


戦わせては、熱心に観察!




戦いが始まると、


「のびのびさん、


 ほんとの戦い始まったよ!」


と、大声で呼びに来るように…




スイッチが入りすぎたか…




しまいには


つかんだオスを


餌に群がらせたオス軍団の上に


落下させてけしかけるように!




「それじゃあ、君が二階から


 突き落とされているのと


 同じだよ。



 それに、そんなに


 ケンカばかりしていると


 カブトムシも疲れちゃうんだよ。


 だから、やめてね。」




と、お願いして


ようやくケースから離れて


くれました。




カブトムシ軍団、


特にオスは


役目を終えて、日々数が減っていて


さらに、


イベントでの出番もなくなったので、


これまであまり活躍の場が


ありませんでした。




軍団の皆さんからみれば、


ちょっと大変だったとは思いますが、




面倒をみたり、


捕獲してきたりと


頑張ってきた側としても




生徒さん達に


ご家庭、学校、地域、ショップでは


得ることのできない体験と、


達成感と、


心に残るであろう強い印象と、


一つのことから広がる様々な学び


を得てもらうための




本来の役目を果たしてもらうことが


できて、




嬉しいかぎりの1日でした。


(^^)