この生徒さんの場合。「アフタースクールNOBINOBI」のブログ

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(^^)




先日のある生徒さんとのやりとり。





いつも、おやつの包装紙を


あちこちと置きっぱなしにしてしまう彼。





何度も指摘してきたんですが、


散らかしぐせがなおらない。





少し強めに、


「お菓子のつつみがみ、ゴミ箱にすててね!」


というと、しぶしぶ行動。





でも、また散らかり始める。





あれ?そうか、





この生徒さんに


このアプローチは間違っているのでは?




そこで…




「机の上のゴミ、


 チラシで作った紙箱にいれてね。」


と、ゴミを一つつまんで入れてみせた。




すると、




彼も何も言わず


すぐ真似をして入れた。




「入れてくれて、ありがとう。」


と私がいうと、




散らかしていた他のゴミも


次々手早く片づけてくれた。




「ありがとう。きれいになった。」


と喜んで声をかける。




でも、何も言わない彼。




時には、


厳しく指摘することも


必要かもしれない。




でもそれは、往々にして


一時的にしか効果がないことの方が


多い。




自分から進んで意識できるように


見本を見せ、


行動を促し、


出来たらしっかり評価する。




それが、


自ら進んで物事に取組もうとする


モチベーションにつながる。




生徒さんの立場にたって、


臨機応変にこちらも


アプローチを変えていくことで、


どんな生徒さんの中にも


本来ある


モチベーションを引き出したい。




こんなふうに


上手く行く時ばかりではないけれど、


感覚を研ぎ澄まし、


工夫を重ねる努力を


怠らないようにしていきたい、




改めて意識させてくれた


できごとでした。


(^^)